村上 嘉康
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改修工事について〜3  -2010.09.15-
  この改修工事建物の二階は3帖の納戸、6帖の和室、10帖の洋室という構成になっていました。
 今回の改修では納戸は、3帖のスペースが収納としてフルに活用できるように棚、パイプを
 設置する事で処理をしました。
  6帖和室は通常の寝室として利用される事から内装のしつらえを少々変える事と、今まで布団を
 しまっておくのみの押入を洋服、小物、布団を収納できるように改修しました。
  そして、下の写真の洋室10帖を、趣味室、家事室、第二の居間としても活用されたいという
 御希望から本棚を設置する事と、押入を利用し作業台を造ってみました。写真では見えませんが
 中に照明を設置してみました。床は一階居間台所と同じ理由でコルクタイルを貼って仕上げています。
  壁は既存の化粧合板がしっかりしていた事と、予算の事もあり極力そのまま残す事で進めました。
     
            改修工事前出入口を見た状況             改修工事後引戸出入口、本棚を見た状況 
     
             改修工事前押入を見た状況              改修工事後作業台兼用押入を見た状況
  この建物改修はあくまで耐震補強を兼ねています。昭和の終わり頃までに建てられた木造住宅は
 柱、梁等構造材を現在の様に乾燥材を使用していない場合が多い為、特に建物完成後の
 乾燥収縮において構造材に変形が起こります。
  この建物もその事例の一つで一階の床レベルの変形はなかったのですが、梁材の曲がり、ねじれ
 収縮等々の相互の狂いの集積で、二階は上の写真の10帖洋室内で床レベルに30mm程の
 狂いが生じていた為修正しました。
  このような直しも耐震補強時に並行して行なう事は大切な事と考えます。


  
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