村上 嘉康
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設計、デザインについて〜模型で考える:1  -2010.10.08-
  当事務所では、基本設計で概略イメージが固まってきた時点で必ず模型を造るように
 しています。スケールは1/50を基本としています。
  コンピューターで3次元が描けるようになって久しくなりますが、今現在も模型を作成して
 クライアントとの打合せ必須アイテムとして活用しています。もちろん完成引渡し時には
 クライアントに差し上げるようにしています。  
  基本設計が固まった時点で作成して、クライアントにそれを見て頂きながら、実施設計打合せを
 進めていきますので、完成した時の建物と必ずしも全てが一致する訳ではありませんが、基本構想を
 クライアントに御理解頂く意味では良い手法ではないかと思っています。
  当事務所では、一件の建物に対して詳細図も含めると平均して50枚〜60枚の図面を描くように
 しています。しかし図として表現するものは基本的に2次元ですから、実際その図面を見てクライアントが
 全てを御理解頂いているとは思っていません。そのような中で、1/50の模型は比較的お伝えしやすい
 アイテムと考えています。
  かたやプロである工務店、建設会社さんに対しても事前に図面、模型で入念に打合せを行っても
 こちらの意図の80%が伝われば良い方かと思っています。その為には、やはり現場での打合せの
 回数を多く、密度を濃くという事を常に思いながら進めています。
下の写真は、-WORKS- で御紹介している作品の更地〜模型〜完成時建物の写真です。
  
        狭山 TWICE 敷地                 狭山 TWICE 模型               狭山 TWICE 完成時
  
 狭山THROUGH 敷地               狭山THROUGH 模型             狭山THROUGH 完成時
(実施設計時に屋根、ベランダを変更)
  
     高根沢 森の中の家 敷地           高根沢 森の中の家 模型           高根沢 森の中の家 完成時
  
高根沢 森の中の家 模型各階の鳥瞰風景


  
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