村上 嘉康
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設計、デザインについて〜模型で考える:2  -2010.10.12-
  模型の作成材料はスチレンボードという細かめの発砲スチロールを紙でサンドしてある物を
 使用します。私達が建築を学んでいた30年以上前の学生時代から使っている材料です。
  仕事が重なり間に合わない時は建築学科の学生にアルバイトでお願いする時もありますが
 今の学生も同じ物を使っているようで、これだけは変わらないと思うと少し安心したりします。
  御紹介している模型はスタディー模型と言います。コンペに応募したりする時の模型は  
 色を付けたり廻りの植栽を入れたりしてリアルな表現をしますが、スタディー模型の場合は
 全体ボリューム、各室の構成を三次元でクライアントに御理解して頂く為のツールと考えて
 いますので、過度の細工はあえて控えています。
  作る時の基本は必ず各階が開くようにして見て頂けるようにします。私自身が空間構成を
 おさらいしながら作りますので、製作期間は早ければ3〜4日、長い場合は1週間以上かかる
 場合もあります。
  実際の敷地は周辺が比較的密集している場合が多い為に、建物が出来上がった時に全景を
 見渡せない外観が何面かあります。そのような時に、模型は全景はもちろん自分が鳥になって
 上からも見る事ができます。当事務所でも、近々三次元図作成を予定したいと思いますが
 それらと併用しながら、模型の作成は続けていくつもりでいます。
  
 町田COURT
  
狭山SKY間
  
水野SEVEN
  
嵐山 浮 COURT
  
  
広瀬FLAG


  
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